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修学旅行の作文 提出作品

学校で行ってきた修学旅行の作文を書いたものです。本当は〆切とっくにすぎてるんだけど、今日提出しました。




タイトル

「大切なものを得た、修学旅行」



修学旅行といえば、青春も青春、青春の権化みたいなイベントとして全国的に有名ですが、そんな世間が抱いているイメージ通りの修学旅行を享受できるのは、極限られた人達だけで、僕のような並の人間にとっては大して面白くない旅行になるんじゃないかと思っていました。

ですから、修学旅行に過度な期待をして最終的に残念な気持ちになるのではなく、始めから大して面白くない。荷物を用意してるときが一番で、後は下がって行くだけなのだ、と思うことにしたのです。

しかし、いよいよ当日になってみると、やはり僕も人の子と言うことなのか、妙にワクワクしてしまって、飛行機に乗って東京を飛び立った瞬間などは、誰よりもはしゃいでいました。

具体的に言うと、飛行機が徐々に加速して、終いには宙に浮き出した瞬間に、感極まって拍手をしながら、ブラボー!などと叫んでたんじゃないでしょうか。

友達とはしゃぎながら、まるで修学旅行を楽しんでいるかの様にしていた自分に、脳内のもう一人の自分が、これではいけない、今楽しんでは後でガッカリしてしまう、とたしなめてくるものですから、僕も我に帰って、はしゃぐのを止めました。

その後もしばらくは飛行機に乗り続けて、ようやく沖縄につくと、なにやら沖縄戦の資料館や当時の人が実際に暮らしたガマなどを見学することになりました。現地のガイドさんから重苦しい話を延々聞かされて、気分まで重くなってきたあたりで一日目の工程が終わりました。

二日目は初日とは打って変わって、カヌーに乗ったりマングローブを探検したりと、沖縄の自然を堪能しました。特にカヌーはなどは、川の下流からスタートして海まで漕いでいくという壮大なものでしたから、まるで自分が海賊王になったかのような気持ちになれて楽しかったです。

実際これらものは、そこそこ以上に楽しいものではありました。しかし、こんな言い方は良くないのかもしれませんが、こんなのは個人の旅行で友達と行っても同じように楽しめたもので、修学旅行ならではと言った物ではないんじゃないかと思うんです。

それでは修学旅行ならではの物とはなんなのでしょうか。その答えは、実に簡単なものです。それはつまり、夜の自由時間などにみんなで集まって、青春トークに花を咲かせることなのです。こればっかりは、修学旅行独特の空気感が無ければ成立しません。事実、僕の友達の多くは、砂浜に集まって、男女仲良く青春していました。

わざわざ言う必要性は無いかも知れませんが、当然僕がそのような青春イベントに参加できるわけもなく、みんなで砂浜に集まっていたことも後になって知ったのでした。人が寂しくバラエティ番組を見てる間に、級友たちは青春の真っ盛りですよ。まじファック。ファッキンガム宮殿。

しかし。しかしですよ。今回の修学旅行で砂浜に集まっていた人達は、物語で言えば主役格。彼等は、限られた人間なので、青春する権利を有していて当然。それに対し僕は、主役は愚か脇役ですらないエキストラなのですから、砂浜に集まることなど、始めから許されないことなのではないでしょうか。

そのことを考慮してみれば、今回の修学旅行も結構楽しいものでした。あくまでも自分がエキストラであるということを忘れず、エキストラに徹しきることが出来る僕のような男がいてこそ、主役が輝き脇役が冴えるんだという教訓を得た、今回の修学旅行は、今後の僕のエキストラ人生にも役に立つもんじゃないかと思います。
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こっちでも相変わらず良い調子ですね。
読んでて面白いです。

いいぞ、いいぞ、お前(涙

私は脇役サイド達を愛しているよw
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